情報セキュリティ人材育成セミナー

これに行ってきました.
勢い良く名刺交換会まで出席したのですが,ちょっと威圧感に押され気味でした.
「人材育成」と謳っていたセミナーだったので,自分は若者(学生)が沢山いるのかと思っていましたが,そうでもなかった.
自分はもっとこのようなセミナーにこそ若者が出てくるようじゃないとセキュリティの業界も大変だろうと感じたわけです.
もしくは,もっと学生をひきつけるような内容であっても良かったとかと.
結局,企業の人が多かったセミナーであり,育てられる側ではなく,育てたいと思っている側が出席していた風に見られた.
そもそもどのように育てたいと明確にビジョンを持っている人がそんなにいないのに,多くの若者が育つわけが無いか.
セミナーの講演自体は,学生である自分でもそこそこ得るものがあった.
セミナーは前半後半に別れていて,
前半はどのようなセキュリティ人材が求められているか,セキュリティ技術者のキャリアパス,国の方針などがメインであった.
後半は技術者たるもの,持っていたほうがいい資格たちについてでしたね.
研究者と現場の人間の違いを見せつけられた感じかな.
全体的に,何でも出来るジェネラリストとなれ〜という論調が多かった.
尖っているのはあまりよくないぜ,という印象を受けた.
無料であったので,学生でも気軽に行けたのだが,ほとんど学生の姿が見られなかったのが個人的には残念.
あと,名刺交換会はどこもこんなもんなのでしょうか?
入った瞬間に自分には場違いだ,あぁ面倒だし早く帰りたいなぁとか思っていたけど,
数名から声をかけていただいたので,基本的にはお話を聞き,自分の話しをするときは
学生として,また後輩の学生を育てたいと思っている先輩学生の立場で話をさせてもらった.
多分,声をかけてくれた人はそういうことを聞きたかったのではないだろうなぁとおもいつつ.
どんな研究をしているのかという話をしてもよかったのかもしれませんが
まぁ,「人材育成」セミナーですしね.
あ,そうそう関係ないけど,ヘッドハンティングって職種はじめて見ました.すごい,本当にそういう人いたんだ.
http://www.jasa.jp/seminar/edu-seminar070227.html