CSS2008に行ってきた!

帰ってきてから忙しくしていて、ずっとこちらの日記をサボってました。
すごーく遅くなりましたがCSS2008に参加したのでレビューを書きます。
文章力にはまったく自信がありませんが、長文頑張ります。
まず、CSS自体は2003年の北九州でのCSS2003に参加して以来の参加でした。
後輩が修士論文を迎えていて、それを考えると一度学会発表をしたほうがいいので無理やり参加させたのです。
その手前、自分も発表しないと説得力がないと思い、一緒に投稿しました。

初沖縄


そもそも沖縄自体初めてだったのでかなり楽しかった。

初日、そして目玉イベント「キャンドルスターセッション」

こちらのイベントにデビューをされた生の4403さんをついに観れました。感激。
彼は高度な研究をするにはという話から、
日本一高度な場所での研究報告のネタを出してくれました。
http://written.4403.biz/archives/2008/10/css-20.html
時間が押していて、終わってから挨拶しようと思ったけどできそうな雰囲気でなかったので断念。
で、キャドルスターセッション自体の感想としては、
今回はMWSも併設されていたので参加者は非常に多かったということ。
それから、全体的にCSEC研究会とCSSそのものを盛り上げたいという熱意や努力みたいなオーラは非常に感じられた。
後輩がいたことで結構冷静な目で見れたのですが、
内輪ネタが若干多かったかなというのが印象です。というか、気づかされました。
面白いねと、横を見たら、「?」な顔してたので、あぁ、これ内輪ネタだった、とか、マニアックすぎるなぁとか思いました。
たまたまこのセッションで、開けた学会を作っていきたいと言っていた方もいたが、
後輩のような初めて学会に参加する人やセキュリティ業界に入りたての人にはさっぱり分からない人間関係だったり、マニアックなネタがあった。
個人的には知り合いも多かったので非常に楽しく参加できたのですが、
これからこの学会にもっと人が増やすには、そのような人もいるというのをもう少し考えたほうがいいのかなぁと思いました。
まぁマニアックで聞いている人を置いてけぼりにするような発表でもいいとおもいましたけどねw
でも先ほど述べたような印象をもってしまったのは、ディープな人たちとまだ面識もなく、あの輪に入りたいなぁという多少の妬みと憧れからきていたのかなぁと。実際この感情は僕にも当てはまってました(二日目までは)。
やはり、キャンドルスターはインパクトあるので有名人を見れるセッションという位置づけでいいような気がしてきました。
俺も早く有名になって、あそこで発表したい!と思えるようなのがいいかなぁと思いますね。
とりあえず、間違いなく言えるのは、運営側は非常に頑張っていて、誠意と努力が伝わるいい初日であった。

二日目、懇親会

まずは4403さんの発表を聞きに行く。セッションが終わった隙を見て挨拶に行った。
いい人でよかった。
ついでに、世界に25枚しかないという名刺をゲットw
あとよく自分の「あわせて読みたい」で出てくる杜撰さんとお会いした。
ちょーいい人でした。
こういう出会いがあるのもBLOGのおかげでした。
後輩の発表があったのでそれを見た。
懇親会ではビール瓶一本を片手に、研究室のA先輩や研究室で面倒見たうちの大学じゃなかったO後輩とかと会う。
そのうち、色々と輪が大きくなっていき、こういう懇親会になってきてよかったなぁと
そして、なにげにAさんが偉大というか周りにインパクトを与えている先輩だと、改めて感じました。

三日目、自分の研究発表


naoe発表中。後輩にお願いして撮ってもらいました。

この学会一番好きな写真。後列右のほうから、
懇親会のときに僕の研究に興味を持っていただいてセッションに聞きに来てくれたKさん
質問をしてくれたNさん、4403さんの後姿が映っている一枚。
この沖縄旅行、じゃない、沖縄の学会での日々が凝縮された一枚かと思います。
座長の先生とも面識ができたので非常に有意義でした。
夜、ここの4403さん、Nさん、彼らの大学の後輩二人、O後輩、自分の6人で飲みました。
途中、運営側の二人が来てくれたりと盛りだくさん。
濃密な時間はあっという間に過ぎていき夜中に解散となりました。

まとめ

連れて行った後輩がすごく成長したと感じ、嬉しかった。
自分の人間的コネクションが豊かになった。
刺激を受け、研究意欲がさらに増した。
実は世の中狭いと気づいた。
来年のCSS2009も出たい、日本の学界もまだまだ捨てたもんじゃない、そう思わせてくれた学会でした。
ありがとうございました。